美容室日記

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お客様のＡさん。８０代。
「まだお爺さんが迎えにこない」と毎回その話になる。
私はＡさんの爺さんとも馴染みだったので、
「面倒見がよかったから、いろいろ世話やいてて忙しくて来れないんだわ」
とまあ、そんなところでいつも落ち着く。

先日私は歯医者へ行った。
その時におもしろい話をきいてきたので、Ａさんに教えてあげた。

「Ａさん！いい話か悪い話かわからないけどネ、話しておきたい事があるんだわ。
先日歯医者に行ったらネ、歯が丈夫な人は長生きするんだって。
Ａさんは歯が丈夫だから、お迎えはまだまだ先だわ。覚悟したほうがいいよ。」
「そうなの？それは困ったわね」

私は「長生きする人は何をたべているのだろうか？」と前から気になっていた。
そうか・・・歯が丈夫だからこそ、何でも食べれるから長生きするのか！

診察７年半待ちの順天堂大学教授　小林弘幸先生の連載頁におもしろい事がかいてあった。
「笑顔でいると病気にならない」
笑顔が口の周りの筋肉を鍛えるので、誤嚥性肺炎を減らすのだそうだ。
そして笑うことは脳の血流が大きく関わる認知症の予防にもなるという。
小林先生曰く、平均寿命は延びているが、健康寿命はさほど延びていなという。
口角を上げることで、口の周りの筋肉は鍛えられ嚥下機能はアップするんですって。