2008年09月22日
ばんのう酵母くん■我が家の使い方■その3
お友達が
「ばんのう酵母くんを日焼けしてヒリヒリする腕につけたら、あまり荒れなかったよ!
化粧水がわりに顔にもシュッシュッしてます♪」
「シミもうすくなったよ~!」とシミの場所も見せてくれました。
ほんとに薄くなってました。
ある情報誌におもしろいことが書いてありました。
(抜粋)
冷蔵庫がない頃の台所は、家の中の一番寒いところにありました。
食物の保存のためです。
ほかに食物の保存の手だてとしては、
魚や野菜を味噌床や糠床で漬け込むか塩をするくらいでした。
冷蔵庫が普及すると台所はダイニングキッチンになって
居間とひと続きの暖かい場所になりました。
冷凍すれば肉や魚も1週間でも2週間でも持つようになりました。
味噌床や糠床の漬物床と冷蔵庫では同じ保存手段でも
考え方がまったく違っています。
冷蔵庫の保存法は、
温度を低くして微生物の活動を低下させ腐敗しないようにする。
漬物は、
反対に微生物が活動しやすいような環境を作ってあげて、
その働きによって、
食べ物を腐敗させる悪い細菌の繁殖を抑えようとするやり方です。
冷蔵庫はいわば「時間を止める」ことによって食物をそのままの状態で保とうとするもの。
漬物床はむしろ時の流れにまかせて、
その変化を受け入れながら食物を保存しようとするもの。
冷蔵庫のやり方がなんとなくチカラずくという感じがするのに対して、
漬物は皆々様のご協力を仰いでいるという感じですか。
また漬物にはもとの素材にはなかった旨みが
微生物の働きによってどんどん作られ、素材の中に浸み込んでいくという利点もあります。
糠床などの微生物のこのような作用が発酵で、
そこで活躍する主な微生物は乳酸菌と酵母です。
日本にはこういう微生物の働きを利用した発酵漬物がたくさんあり、
その種類の多さ、素材のバラエティの豊かさは
世界に類のないものだといわれています。
漬物と私たちの体と一緒にしてしまうのはなんですが・・・
“ばんのう酵母くん”は各自の悩みにじんわりと(体に無理なく)働いています。
Posted by わかばかん at 04:30│Comments(0)