美容室日記

日報でその記事を読んだのはたぶん一週間以上たつと思う。
大阪方面のどこぞの大学生達が夏休みを利用して、
人力車をひいて（人力車愛好会？）北陸新幹線の石川方面から歩いて新潟に入った、と書いてあった。

元気だね、と軽く読み流していた。
急ぎの用事があって自転車を必死に漕いでいたら、
道路の向かい側を、怪しげな大学生風なグループが歩いてきた。
＊私の店は新潟大学の五十嵐キャンパスの近くなので、
　　この界隈では、大学生でなくても若い男ならだいたいが【大学生】になる

その大学生たちを見た第一印象は「また学生がおかしなこと始めたな」だった。
急いでいたにもかかわらず、何でも興味を持つ私はじっーとみてた！

「あれ？この人らは新聞で見た人力車愛好会でないか！
わお～残念だ。時間に余裕があって、同じ側ですれ違っていたら、絶対声かけるのに・・・」

兄ちゃんたちは今頃どこでしょね。
私なら、古いシーツでも切って、旗つくるわ。
「人力車愛好会。僕たちと話しませんか」とね。
もっとおもしろい旅ができたと思うよ。
時間があったらどんな話がきけたやら。