2017年08月19日
最近、羊羹業界が「熱い」気がする。

私が子供の頃の羊羹は、両脇が砂糖でガリガリしていた。
すごく甘かった。
ガリガリ好きだったけれど。
健康志向により、羊羹は甘くなくなってきた。
(両脇の砂糖がガリガリしてる部分がない!)
「一口サイズ」や「小型化」になってきてるもが多い。
中にいろんなものが入っている羊羹がでてきている。
先日、生協で「フルーツ入羊かん」を買った。
小豆羊羹にいちじく・くるみ・あんずが入っている。
宇都宮の若山商店製
http://www.wakayamashouten.com/company.html
HPみたら「フルーツ入羊かん」は出てなかったけれど。
先日、お土産で「栗入り一口羊羹」いただいた。
包丁で切る手間も省けて簡単。手も汚れない。
私は和菓子が好き。
譲れない(変えられない)部分はしかたないけれど、
どんどん時代に合わせて変えていってほしい。
和菓子の良さを知らしめて欲しい。
和菓子、ガンバ!
Posted by わかばかん at 18:54│Comments(3)
│世間話
この記事へのコメント
日本の羊羹ってすごい発明ですよね。。。。
羊羹とは元々「羊(ひつじ)の羮(あつもの)」のことです。中国大陸の遊牧民が
羊肉を煮て(それを羮[あつもの]といいます。)、それを冷ますと「煮こごり」になります。その煮こごりの状態を「羊羹」と言ったのです。奈良時代や平安時代に中国に留学した僧などがその技法を持ち帰り、生臭物を忌み嫌った仏教の教えにのっとり、精進もので再現しようとしました。その時手に入りやすいものを用いたので、豆や寒天などを使いました。それが時代とともに発展、進化して現代に至ったのが「甘くて、おいしい、お菓子の"羊羹"」になったのです。日本の食というのは、日本人に似合うように変化させて発展してきました。その典型的なたべものが羊羹なのです。カレーにしてもラーメンにしてもスパゲティなどにしても日本人の感性で日本人に相応しいたべものにしたのです。すごいですね・・日本人・・・\(^o^)/
羊羹ばかりでは無く、日本の食べ物のルーツを見ていくと色々な発見があり楽しいです。時に最近羊羹で「頭がキーンと痛くなるほど"甘い"もの」に出会っていません。やはり甘いものは砂糖が吹き出すほど甘いのがよいですよね。昔は砂糖が析出して淵がガリガリする羊羹がありましたよね。贅沢品でした。年をとったのだなぁ~~。。。。
羊羹とは元々「羊(ひつじ)の羮(あつもの)」のことです。中国大陸の遊牧民が
羊肉を煮て(それを羮[あつもの]といいます。)、それを冷ますと「煮こごり」になります。その煮こごりの状態を「羊羹」と言ったのです。奈良時代や平安時代に中国に留学した僧などがその技法を持ち帰り、生臭物を忌み嫌った仏教の教えにのっとり、精進もので再現しようとしました。その時手に入りやすいものを用いたので、豆や寒天などを使いました。それが時代とともに発展、進化して現代に至ったのが「甘くて、おいしい、お菓子の"羊羹"」になったのです。日本の食というのは、日本人に似合うように変化させて発展してきました。その典型的なたべものが羊羹なのです。カレーにしてもラーメンにしてもスパゲティなどにしても日本人の感性で日本人に相応しいたべものにしたのです。すごいですね・・日本人・・・\(^o^)/
羊羹ばかりでは無く、日本の食べ物のルーツを見ていくと色々な発見があり楽しいです。時に最近羊羹で「頭がキーンと痛くなるほど"甘い"もの」に出会っていません。やはり甘いものは砂糖が吹き出すほど甘いのがよいですよね。昔は砂糖が析出して淵がガリガリする羊羹がありましたよね。贅沢品でした。年をとったのだなぁ~~。。。。
Posted by 越後OYAJI
at 2017年08月20日 22:22

へぇ~。羊羹のルーツって中国なの!知らんかったわ。
ガリガリする甘い羊羹がなつかしい。あれはいつガリガリするの?知っていたら教えて。包装して時間が経つと砂糖が端に寄るのかな?不思議だ。
時々思う。昔は小さな船で外国にいって無事に帰ってこれたもんだと。日本人も外国人も。今でもいろんな事件事故があるのに、昔なんて設備も大した事ないわけだし。えらいもんだ!と感心するばかりです。
ガリガリする甘い羊羹がなつかしい。あれはいつガリガリするの?知っていたら教えて。包装して時間が経つと砂糖が端に寄るのかな?不思議だ。
時々思う。昔は小さな船で外国にいって無事に帰ってこれたもんだと。日本人も外国人も。今でもいろんな事件事故があるのに、昔なんて設備も大した事ないわけだし。えらいもんだ!と感心するばかりです。
Posted by わかばかん
at 2017年08月22日 15:59

砂糖のガリガリに関して
贅沢な羊羹を作ろうとして、できるだけ多くの砂糖を溶かそうとします。加熱するとどんどん砂糖はとけます。餡とともに加熱して練り続けます。それを寒天で固めたのが「練り羊羹」です。しかし、過飽和で溶かした砂糖を固めるだけの寒天を加えると羊羹自体が固くなりねお菓子としての口当たりが悪くなります。そこで寒天の量を少し控えるにようにします。砂糖は溶けきれるだけ溶けていて、寒天がそれを受け止めるのですが、限界があります。そして溶けた砂糖が水溶の状態から、個体の状態に戻るのです。この現象を「析出」といいます。その時点が固形の砂糖が羊羹から出てくる時なのです。分かり易くいうと、溶けきれない砂糖が出てきたということです。寒天が砂糖と餡を固めることを「抱く」と言います。抱ききれない分が出てくるのです。街のお菓子屋(和菓子店)で作った羊羹などにはこういうのがありました。しかし、工場で工業的に作る羊羹にはこういうのを見かけることはほとんどありません。甘くておいしいというお菓子としての価値を追求するより、商品としての見かけを大切にするからです。
個人経営の街のお菓子屋さんは昔は良い仕事をしていましたね(^o^)
昔の船に関して。
人間の海へのあこがれはすごいものがあります。
大昔は航海術など無かったのではないか。。と思いがちですが、さにあらずです。丸木船などでも外洋に出て、移動すると言うことが太古からありました。勿論科学に裏打ちされたものではないのですが、経験から学んだ色々な
ことを積み重ねて航海しました。勿論事故も多かったことでしょうね。
意外にレベルの高い技術で船を動かしたのですよ。。。。
贅沢な羊羹を作ろうとして、できるだけ多くの砂糖を溶かそうとします。加熱するとどんどん砂糖はとけます。餡とともに加熱して練り続けます。それを寒天で固めたのが「練り羊羹」です。しかし、過飽和で溶かした砂糖を固めるだけの寒天を加えると羊羹自体が固くなりねお菓子としての口当たりが悪くなります。そこで寒天の量を少し控えるにようにします。砂糖は溶けきれるだけ溶けていて、寒天がそれを受け止めるのですが、限界があります。そして溶けた砂糖が水溶の状態から、個体の状態に戻るのです。この現象を「析出」といいます。その時点が固形の砂糖が羊羹から出てくる時なのです。分かり易くいうと、溶けきれない砂糖が出てきたということです。寒天が砂糖と餡を固めることを「抱く」と言います。抱ききれない分が出てくるのです。街のお菓子屋(和菓子店)で作った羊羹などにはこういうのがありました。しかし、工場で工業的に作る羊羹にはこういうのを見かけることはほとんどありません。甘くておいしいというお菓子としての価値を追求するより、商品としての見かけを大切にするからです。
個人経営の街のお菓子屋さんは昔は良い仕事をしていましたね(^o^)
昔の船に関して。
人間の海へのあこがれはすごいものがあります。
大昔は航海術など無かったのではないか。。と思いがちですが、さにあらずです。丸木船などでも外洋に出て、移動すると言うことが太古からありました。勿論科学に裏打ちされたものではないのですが、経験から学んだ色々な
ことを積み重ねて航海しました。勿論事故も多かったことでしょうね。
意外にレベルの高い技術で船を動かしたのですよ。。。。
Posted by 越後OYAJI
at 2017年08月29日 21:20

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。