2010年09月29日
サヘル・ローズ

ラジオ好きな私。
ラジオで時々サヘル・ローズさんの話しを聴く。
徴兵制もなく、戦争もしない、今の日本にいて、彼女の話しはビックリしてしまう。
《生い立ち》プロフィールより
イラン・イラク戦争で生家が空爆に遭い、両親と10人いた兄姉をすべて失い、4歳で孤児になり暫く孤児院で暮らす。倒壊した家のがれきの中から当時大学生でボランティアの救援活動を行っていた現在の養母フローラ・ジャスミンに助け出される。このため、本当の出生名は明らかではなく、現在の本名は後につけられたものである。
病院に収容された後に見舞いに来た養母を幼いサヘルが「お母さん」と呼び慕ったことから、養母は彼女を引き取ることを決意する。非常に高い身分であった養母の実家が素性の知れない孤児であるサヘルを養育することを「家柄に傷がつく」として反対、勘当を言い渡された。その後、在日イラン人の知人男性を頼って8歳のとき日本に移住したものの男性の裏切りに遭い頓挫。養母に職が無かったため赤貧の生活を余儀なくされ、通っていた小学校の給食しか食べるものがなかった時に、給食の調理師と親しくなり生活のサポートを受け、次いで校長による補習授業で日本語を学ぶ。
・彼女はきれいな日本語を話し、自分の意見をしっかり持っています。
平和な日本に住んでいるとTVなどでみる戦争の景色が今も他所で実際にある日常だということがピンとこない。彼女の話しには違和感を感じてしまうが、まだ戦争しているんだな!と痛感させられる。
よい方法はないものだろうか・・・と無力さを感じてしまいます。
Posted by わかばかん at 15:44│Comments(0)
│世間話
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