美容室日記

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小さな一人美容室ではあるが、取引先はいくつもある。
各社とも営業君と個人的にラインを結んでいて、注文はラインでしている。

Ａ社のみ思うところがあり「いつもにこにこ現金払い」にしていた。
３ヶ月前からＡ社から請求書がくるようになった。
現金払いなので、請求書が発生するはずはないのである。
担当Ｂ君が言うには
「同じ名前にお店があり、間違えてしまいました。開けずに僕にください」
おかしいな？と思いながらも間違いもあるかもしれないな、と納得。

２ヶ月前にも請求書がきた。
開けてはいないが、使用済み切手を集めているので切手のところのみ切る。
請求金額は切手の近くに書いてあり、たまたま見えた。
請求金額は１５万ちょいになっていた。
あかしいな？と思いながらも
Ｂ君に「こんなことしていると、今のままではいられないよ。何とかしろ」といっておいた。
＊一生懸命仕事していた（思えた）。いい人だった（思えた）。

欲しい商品がありラインを開いたら以前の中身が消えていた。
しまった～。逃げられたか？
と思っているところに今月分の請求書が着いた。
中身を開けてみた。
入金が１万円しかしてない。
はぁ～こりゃ無理だな・・・。（補てんできる状況ではないな）
すぐ会社に電話する。
「営業Ｂ君ですが、会社きてますか？」
いつもラインで注文するんですが、以前のラインが消えてるんです。
実は・・・と事務担当にすべて話した。
「領収書をコピーして送ってください」ということで終えた。

その晩Ｂから電話がきてが、
「こっちは必死にいきてるんだ。Ｂさんも、家族のためにやり直しなね。」
と言ったら「一人者なんです」という。
先生助けてください！というので、自分の尻くらい自分で拭け、といってやった。