2018年05月13日

謎は解けた(ハヤシライス)

私の「訳の分からないもの」の中にハヤシライスがある。
ハヤシさんがつくったからハヤシライスだというのは知っていた。

ありましたよ~。
ハヤシさん発見!(栄養と料理6月号より抜粋)*所説あり。

ハヤシさんとは、早矢仕有的(ハヤシユウテキ)という人だという。
幕末に現在の岐阜で生まれた。
家業の医学を学び、江戸にでて開業。
その後、2歳年上の福沢諭吉にその才能を見込まれて事業家になる。
明治2年、32歳の時に丸屋商社(丸善の前身)を設立。

肉食がまだ一般的でなかった時代、
「肉は薬、虚弱な日本人を強くするには必要な栄養素」という福沢諭吉の教えを受けて
医師である早矢仕有的が肉食普及のために推奨したともいわれている。

ありあわせの肉や野菜をごった煮にしてごはんを添えてふるまったことから
なづけられたというのが有力らしい。
会社の見習い生に商いを勉強させた後に出したとか、
自身の患者に食べることを推奨したら、すっかり元気になったなどのエピソードも残る。

時は流れて、このハヤシライスが丸善の長い歴史の表舞台に再登場するのは昭和27年。
戦後建てられた丸善本社ビルの屋上にゴルフ練習場があり、
スナックバーという軽食屋のメニューだった。
材料費が高く手間がかかるのでメニューからはずしたいと店は考えていたところ、
昭和60年4月「週刊朝日」にハヤシライスと早矢仕有的の記事が載って人気になった。

ハヤシさんって、料理人じゃなかったのね。
丸善というのはよくわからんが、私のよく行くジュンク堂書店みたいだ。


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この記事へのコメント
ハヤシライスは確かに不可思議な食べものです(^_^;)
日本で生まれた洋風料理ということは知っていましたが、諸説あるようですね。
一般庶民が口にする食べものというのはこういう物だと思います。出自がはっきりしているものは却って庶民とはかけ離れた特殊な物と考えるべきです。
あまりにも一般的なので「この料理の名付け親は"吾である"」と言えばそうなるのが庶民の食べものです。早矢仕有的説が正しいと仮定するとそれは牛丼とルーツを一にする。という説も成り立ちます。ハッシュドビーフライスが訛ったというのも分かり易いですし、上野精養軒の料理人である林(はやし)と天皇の料理番であった秋山徳蔵の共同創作料理である。などというのは面白いです。
色々ありますね。ただ越後OYAJI的に言えることはこの料理はどこか外国の料理を基にして日本人がアレンジした料理である。ということでこの料理は「和食」である。ということです。「和食」というのは懐の深い食べ物のことです。。。。
私はハヤシライスよりカレーライスが好きです\(^o^)/
Posted by 越後OYAJI越後OYAJI at 2018年05月13日 23:43
ハヤシライス意味不明だよねー。何がいいのかわからない。
賄い飯だと思っていたんだけど、奥が深そう。でもしっかり根づいてるから
熱狂的ファンが大勢いるんですね。そのうち良さがわかる日がくるかもしれない。(人の好みは否定しません)
Posted by わかばかんわかばかん at 2018年05月25日 17:28
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